ハクスラオープンワールドゲーになりました
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- 体験版の内容に触れる為ネタバレありになります。
9月5日発売日を待たずして、さっそく先日体験版も出たのでプレイしました。
あら、内容はゲームシステムから前作と異なる仕様で。
プレイ6時間程、体験版で可能なのメインストーリー完遂時点でのレビューになります。PC版にて。

ちなみに難易度はHardでプレイ。
(ゲームトレイラー等を一切見ていない勢のレビューになります)
今作はハクスラありのオープンワールド
まず、ゲーム内容が前作とは大きく異なりましたね。
前作はパーツ集めの為のハクスラ要素は有りつつも、基本はACライクな任務受けて所定の場所に出撃して目標達成して帰還、を繰り返すタイプでした。
今作はオープンワールドになり、拠点等で任務を受けつつも、自由にフィールドに出撃して敵を狩ったり任務をこなしたりするタイプのゲームになっておりました。
またマップ内には洞窟や統制局の管理塔、採掘ポイントなんかもありました。
そこでそれぞれ探索や襲撃、採掘を行ってアイテムやパーツを入手できる様にもなっていました。
アーセナルがスーツ型に
また、前作の話から技術革新があった等により、今作のアーセナルはパワードスーツの様に着込むタイプになりました。
やはり技術が進化すると兵器の小型化に走るのはお約束よね、てのは置いといて。
これによりなんか既視感を覚えたのですが、海外コメントにあった「Anthem」の一言で「ああー」となりました。
実はAnthem自体はプレイしたことは無かったのですが、プレイ動画とかは何度か見たことがあったので理解出来ました。
確かにゲームシステムとかがだいたいAnthemっぽいのかなと。あちらもオープンワールドで「ジャベリン」というスーツを着込み、探索や敵を倒して自身を強化していくゲームですので。
大きな違いは、Anthemはマルチプレイ重点のCo-opゲーなのに対し、タイタニックサイオンはストーリーやシングルにもちゃんと寄り添って対応している様に見えるところでしょうか。
(とはいえAntem未プレイなので下手なことが言えないのが正直なところ)
そういえばAnthemが来年1月にサービス終了となる為、今作を移行先と考える一部Anthemプレイヤーがいるとか?
さて今作のストーリー導入を紹介
今作は前作の話とどういう繋がりを持つのかがいまいち謎。

まず今作は最初に、
・かつて赤い惑星→青い惑星にテラフォーミング
・その283年後に母性からの独立戦争がはじまって76年もドンパチ
・赤と青が不干渉条約締結し、軌道エレベーターや監視衛星などで相互侵入を防ぐ方法がとられる
・その後青い惑星で新世界を望む声から民衆に沿った政治体制に
・しかし入植時の惑星改造と独立戦争時に使ったフェムトエネルギー起因で生まれた超能力持つ人達である「アウター」に過酷な扱いを強いた
・ちなみにフェムトはあらゆる生物を攻性生物イモータルへ変化させたりもした
・普通の人類とアウターの対立は激化し、GreatWarなる革命発生
・入植から369年終にはそれを経てアウターによる軍事政権および統制局が生まれた
・統制局を司るトリニタスなる三人の最高者達は、アウターの住む空の楽園ガーデンと人の住む地上を隔てた
・統制局に抵抗する人類は解放旅団と呼ばれた
というのが語られます。
しかし前作は確か崩壊した月の半分が地球に落下してもたらされたのがフェムトエネルギーで、そこからアウターやイモータル(正確にはAI搭載ロボが独自進化した存在といえばいいのか)が生まれたっていう状態だった気がします。
また解放旅団はイモータル等に対抗したり他にもいろいろやる傭兵軍団だった様な。
そうすると赤い惑星が地球で、前作はそこを舞台とした過去のお話という事でしょうか。


そしてその後、ガーデンらしき場所のとある施設内に映像が移ります。なんか真空パックな人体の一部が見えます。センチュリオンとは?

ってところでキャラメイク画面になります。


私は例によってやはり自己素体に似せようとしてこんな感じに。なんかいつもより貫禄が出た様な……。片目隠れの髪型一種類しかなかったし。とはいえ、ボイスはキャラに合っていたので吉。


メイク完了すると、自身の過去か幻覚を見た後、目覚めたらなんだこのおっさん。

どうもセンチュリオンは神経ユニットで、最近はアウターを生きたままそれにするのがトレンドらしい。




そんな中、自分の仲間らしき者が助けに来てくれた。

その男ナーヴがいうには、センチュリオンは記憶を消し洗脳し、脳と神経を直接スーツに繋ぐ兵士にするものらしい。
また話しぶりから、元々プレイヤー達は統制局側のアウターだった事も伺えます。


という事で反逆者となったのでここから脱出するのが最初のチュートリアルになります。

ナーヴについていくとその先にアーセナルが二機おかれているのでどちらかに搭乗します。


私は軽量機が好きなので軽装甲アーセナルを選択。



そして敵を迎撃しつつ、脱出を試みます。


倒した敵からはパーツを各一個だけ拾うことができ、その場で拾うかハンガーに送ることができます。

サプライアイテムは指定キーでセットされているものを使用、長押しで所持している物を一覧表示してそこからも使用できます。

ショルダーウエポンはミサイルやキャノン等の所謂肩武器で、オーグジュアリはハンドグレネード等の腰に装備する武器等になります。

ミサイルはロックオンして発射する武器、ハンドグレネードは放物線マーカーで狙って投げるタイプの武器になっていました。




道中、さらにデカい機体が後ろから登場して追われつつ、タレットとその後ろに隔壁のある区画まで移動するとそこで迎撃をすることに。


敵をある程度倒すと、隔壁を起動する様に言われるのでその端末にアクセスします。なおここはアクセスしたら連打が必要。



何とか隔壁を閉じて追っ手を一時的に捲いた二人。


しかし休憩もつかの間、巨大なアーセナルの形をした機体センチュリオンが襲い掛かってくるので迎撃します。




しかしこちらの攻撃があまり効かず。覚悟を決めたナーヴが限界まで出力を上げ、殿となってこちらを逃がそうと囮に。







カタパルトに着くと死亡フラグの台詞を吐くナーヴ。案の定、こちらが脱出して後ろを振り向くと斬られて倒れるナーヴを目撃してしまう。



ナーヴを助けようと戻ろうとするが、途中でプレイヤーは撃墜され、アーセナルのまま地上まで落とされてしまいます。

(そしてタイトルどーん)



その後、地上でトビーなる少年に発見され、ついて来てと誘導されます。どうやら、フォージなる者がピンチらしい。


(道中、倒れたストレイから武器やアイテムを拾えますがチュートリアル画面がでました。パラメーターについてとかの話ですね。また、初めて拾った武器種とかも説明画面が出たりする様です)



フォージがいる場所まで付くと、シルバーのアーセナルを着込んだ者がおり、獅子っぽいイモータルに襲われていたそうなので助けます。


(グラブのチュートリアルも表示。敵が怯むと掴むことができ、そこから投げたりある程度一方的に攻撃できたりします)


無事倒すと、遺体に祈りをささげるトビーとフォージ。地上には独自の宗教観もある様だ。


とまれ、助けられて感謝する髭のおじさんことフォージだが、プレイヤーのアーセナルからガーデンより逃げてきたことを見抜く。





行く当てもなさそうにも見えたプレイヤーに、一緒についてくる様に提案するフォージ。最初は断りますが、結局はついていくことに。



そして彼らの拠点に到着して色々出来る様になる、というのが最序盤の流れになりますね。
しかしガーデン育ちとはいえプレイヤーはぶっきらぼうな感じ。ここからどう性格が変わっていくのかも気になりますね。(予想としては某ボ〇ムズのキ〇コ的な感じになっていくんではないかと思ってます)
拠点で準備とか


拠点で行えるのはハンガーでの機体セットアップやショップでのパーツやアイテム購入/売却、また、拾った開発データからの素材を使用したアイテム作成等がまずは行えます。
しかし購入できるアーマーやウエポンは(体験版では)初期の汎用品しか置いてない様なので、基本的にそれらは拾ったり開発を前提としている仕様みたいです。
闘技場での対戦要素や、前作にもあったアイスクリーム屋さんも見られましたが、体験版では実装されていませんでした。
あと、体験版の制限で所持金上限は100,000cのため不要なパーツをどんどん売るとすぐ上限になってしまいます。おまけにそこからお金はもらえずとも売却できてしまうので注意。

また、コンソールからオーダー、いわゆるミッションを受ける事もできます。
融合で肉体改造とスキル入手

ストーリーを進めると、途中でイモータルから遺伝子注入される事で解禁される融合という要素があり、それが前作でいうところの肉体改造の様なものになっていました。
おそらく特定のイモータルから入手できる遺伝子情報を自分の肉体に注入することで、新しいスキルを獲得できる仕組みになっています。
欠点は、おそらく伸ばしたスキルカテゴリーに応じて肉体(見た目)に変化が起きていくことでしょうか。
今回も前作同様、見た目変わってもいいので力を求めるか、あえて頼らずにいるかのRPができるってことでしょうね。
私は前作は改造一切やらなかった勢なので、今作のこれもあえてやらないかもー。
ハクスラ要素はあまり刺さらないとはいえ
ハクスラ要素はあまり刺さらない自分ですが、オープンワールドで色々探索していくのは好きですし、なによりロボゲーでシングルプレイも重視してくれている様なので購入予定です。
プレイスタイルは未知の場所はくまなく探索しつつ、ミッションをメインに進めてパーツ拾えるなかで手札を決める。って感じでやります。
基本的に軽装甲縛りで近接武器オンリーでやると思います。
また、わざわざ積極的に敵を狩りまくって必要なパーツを集める作業はしたくないのでそれはやらない方向で。今ある手札で何とかするのもそれはそれで楽しめるというもの。
では、私がプレイして現在どんな状態となったかに関しても記載します。例によって関連リンクの後に。
関連リンク
- デモンエクスマキナ タイタニックサイオン:DAEMON X MACHINA TITANIC SCION│公式サイト
https://jp.daemonxmachina.com/titanicscion/ - DAEMON X MACHINA TITANIC SCION(Steamページ)
https://store.steampowered.com/app/1342490/DAEMON_X_MACHINA_TITANIC_SCION/
おまけ:軽装甲はいいぞ。
さて、私が6時間程プレイして最終的にどんな機体構成となったかを紹介します。

パーツ一覧はこんな感じに(画像参照)。
攻撃手段が近接オンリー。しかも、無駄なパーツ集めで延々走り回るのが嫌という理由からと、攻撃から回避に移るスキが少ないという点からナイフ一本となりました。
おまけでシールド持ってますが、これは敵に近づく時や間合いが開いた時用の補助として。
肩に自己VP回復用のディヴォーション、腰にリザーブマガジンを付けてますが、実はディヴォーションの使用回数は追加弾倉で増やすことができるのです!
おかげで(私の装備の性能だと)10回も回復できます。近接プレイヤーにおすすめかも。
機体は軽装甲であるフランベルジェと初期のアネモスが混在している状態。出来ればフランベルジェ一式で揃えたいけど出たらいいなあ程度の考えてでいます。
素材集めを繰り返さない場合のこのもどかしさも、一期一会な感じがありまたよし。
さて、何故軽装甲がいいというと、最大の利点がひとつあります。
それは移動速度。
探索するにもフィールド走り回るのがだるい、ビークルも挙動が難しくてなんとも、そんな方におすすめしたい。
個人的に、フェムトやスタミナ消費せず効率よく移動するのに最適と思ったのがジャンプ移動。所謂バニーホップになります。
ここでいうバニホは移動しながらのジャンプで着地と同時にまたジャンプを繰り返す動作を指します。
軽装甲機体なら少なくとも走るより確実に早く移動できます。特にフランベルジェ。
その速さ、動画でお見せしよう。(※録画の都合で音声なしです)
うっひょう!
どうよこの速度、ビークルより速いのでは!?
おかげで移動が快適ってもんじゃない。
これを知ってしまったので、おそらく私はますます中装重装には手が出ないと思います。
(もしや将来的にアプデでナーフされたり?)
もちろん欠点は敵の一撃がとても痛い事。近接攻撃なんて場合によりVP半分弱持っていかれる事なんて茶飯事。
なので回復がどうしても手放せなくてこうなってしまいました。
しかし私はこの手のゲームをやると本当にポイントマン向きな構成と立ち回りになりがちですね……。
蛇足
そういえば解像度フルHD、画質設定をプリセットの「最高」、FPS制限を「144」(使用モニタが165Hzで、次の大きい値が「200」なので)指定してプレイしていましたが、大体144FPSで安定して動作しています。
前回の記事にPC構成を記載しておりますので、参考までに。
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