「ブラウザ カルネージハート Programming Soldier」のクローズドベータテストが終了!

細かい所に問題はあるが、おおむね良好かも

ブラゲ版のカルネージハートのクローズドベータが終了しました。

最終日にようやくチュートリアルを全て終らして、そのあといきなりベータ最後のテスト大会に参加した程度しかプレイしませんでしたが、それでもブラゲなのによく出来ているなと思いました。

細かいところは省いて大まかに紹介とか。

組んで対戦が基本。戦略シミュは無し

システムを簡単に書けば、OKEを組んで対戦させる、という感じ。ZEUSとかの戦略シミュはありませんでした。

ゲームモードとしては、ミッションとトーナメントがありました。

ミッションモードは3種類

ミッションはチュートリアル、対CPU戦であるメインミッション、そしてライバルやフレンド同士で行える対プレイヤーミッション、の三種類となっていました。

チュートリアルは基本のみ

チュートリアルは、ゲーム全般の解説からソフトウェアの組み方の基本までをレクチャーしてくれます。ただ、チュートリアルを完了しないとソフトウェアのチップの全てが解禁されないのが、過去作品プレイヤーにとっては少々面倒かも。各ミッション完了で所持金が取得できるのでその為にやらされている感は致し方なし。

ソフトウェアの解説も基本的な所のみとなっている為、未経験者にとってはこれだけだとどのように組んでいくのがいいか等がわからないかも。少々きついかもしれない。

(やっぱり解説が親切なのはEXAなので、シリーズ未経験者でPSPを持っている人は体験版をプレイして覚える事をおすすめしたい。PSストアは再開されていませんが、EXA公式サイトからダウンロード出来るのでぜひ)

メインミッション

所謂対CPU戦で、ミッションをクリアして報酬やアイテムを取得するものとなっています。

各ミッション名の頭にレベルが表示されているので、どの位の強さかの目安にはなる様な、ならない様な(クローズの段階ではあまり参考にならなかった)。

ミッションの依頼者が複数存在するみたいですが、特定の勢力に貢献すると何かある、といった要素が今後あるのでしょうか。

対プレイヤー

ユーザー同士の対戦モードがこれに当たる様です。

ライバルまたはフレンド登録されたユーザー限定で対戦が行える模様。

トーナメント

トーナメントは、レギュレーションを設けたトーナメント戦が行えるものとなっています。

テストでは勝ち残り式トーナメント方式となっており、各種対戦結果は誰でも観戦出来る様になっていました。

テストでは公式戦しかありませんでした。今後、ユーザーがトーナメントを作成するといった機能が実装されないかな。

あと、勝ち残り式トーナメント方式以外のルールとかも出来たらいいな、とも。

(余談ですが、最終日に参加したトーナメントは5回戦で敗退。チュートリアル終了後に1機だけソフトウェアを組み、残り二機を全部その機体のコピーにしてテストで確認せず参加させたら、コピーしたうちの1機だけルーチンのスタート地点が違っていて棒立ち状態でオーノー、という失態をやらかしました)

戦闘シーンは見下ろし方だがちょっと見辛い

戦闘シーンは見下ろし型なんですが、等速だと何やっているのかわからない事が多いですね。

その為、リプレイでスローモード再生してもう一度見る事がやたら多かったです。

デフォルトの戦闘画面の表示も設定出来る様にしてほしい。せめて特定機体にフォーカス&アップした画面ではなく、マップの全体表示をデフォルトの表示形式に指定出来れば違うのに……。

OKEや各種アイテムに一部課金がある

OKEの一部が課金

OKEですが、種類を見た限りではCHPまで登場した機体が存在する模様(EXAのOKEは見当たらず)。

ただ、一部機体は課金みたいです(愛機のバッドドリームが課金っぽいのがちょっと泣ける)。

OKE自体を強化するといった要素もあり、全体的な性能の底上げをおこなえる模様。

武装や弾薬、オプションも一部課金

武装や弾薬も一部は課金となっている模様です。

福武装のいくつかはその種類自体(地雷とか)が課金となっているのは、うーん……。

人によってはその戦法をおこなう為に、他の人より余計に課金しないとならないという事になりかねないのでは。

ガンガチャで特殊アイテムをゲット

ランダムで景品がもらえるネトゲ定番のシステムもあり、強化されたOKEや特殊・レアアイテム等を所持金を使用して手に入れる事が出来ます。

カテゴリ別に、一人当たり1日でまわせる回数は制限されている模様。

ソフトウェアはCHP準拠

ソフトウェアの動作ですが、最新作のEXA準拠ではなく、CHP準拠となっていました。

射撃⇔移動の命令でもしっかり前の動作がキャンセルされる仕様となっており、その対策として移動射撃やジャンプショットを専用チップで指定する方式。ターゲット旋回チップとかもあるのでまさにCHP仕様みたいです。

その為、EXAからプレイした人にとっては少々戸惑うかもしれません。

でも基本はシリーズ通して一緒なので、慣れれば問題ないと思います。

成長要素があるCPU、P-Droid

今作のストーリー上で、キーポイントみたいな事になっているP-Droid。

今作のCPUがこれにあたり、戦闘を繰り返して成長させる事が出来る様になっています。

アイテムでも性能補正をつけることが出来たり、見た目を変えたりする事ができます。

補正につぎ込んで性能アップするもよし、色々着せ替えてみるもよし。

あと、「ピ」「ぐっどらっく!!」が口癖らしい。よくわからない。

GUIとか細かいところで不満がある

GUI等、細かいところで少々使い難さが目立つところはありました。大体はブラゲだからしょうがないかなと思いますが、一点だけ、ソフトウェア設計画面において早急に改善して欲しいところが。

配置したりチップの内容の編集をおこなう際に、その配置したチップをクリックするとボックスの下にボタンが表示されるのですが、これがボードの最下部だとチャット欄が邪魔をして押せなくなるのです。

チャット欄は最小化ボタンらしいものはありますが、非表示ではなく一番小さい画面にするだけなので意味がない。非表示自体も機能としてないみたいなので煩わしい。

対処法としては、上の方の開いてるボックスにまとめてチップを配置⇒最下部にそいつを移動させる、という方法で何とかなりますが、面倒くさい。

もう少しボードの表示範囲に修正を加えるとか、チャット欄を非表示にさせるとかしないとストレスが溜まる。とにかくここは改善して欲しい。

操作性や見易さを改善できればブラゲとしては良作

操作の不便さや、戦闘シーンの見難ささえ改善できれば、ブラウザゲームとしてはかなりの良作となる可能性があると感じました。

いや、確かにコンソールゲーム版には劣るけどさ、ブラゲでここまで再現するのは純粋に凄いと思う。

オープンベータがあるかどうかはまだわかりませんが、再開が待ち遠しいことは確か。

関連リンク

ブラウザ カルネージハート – ハンゲーム
http://carnageheart.hangame.co.jp/lp/